気泡の発生は主に混合中に発生します。新しく入ってきた空気を包み込み、空気が逃げられないので泡ができます。一般に粘度の高い液体では、導入した空気がペースト表面から溢れにくくなり、多数の気泡が発生します。

コンクリート消泡剤の役割は主に2つの側面があります。コンクリート中の気泡の発生を抑制する一方で、気泡を破壊して気泡中の空気を溢れさせる働きがあります。

コンクリート消泡剤を添加すると、コンクリート表面の細孔、蜂の巣、凹凸を減らすことができ、コンクリートの見かけの品質を効果的に向上させることができます。また、コンクリート中の空気含有量を減らし、コンクリートの密度を高め、コンクリートの強度を向上させることもできます。